特定保健用食品(トクホ)・抗疲労トクホについて紹介しています。
既存のドリンク剤は駆逐される!?
衝撃的なタイトルですが「既存のドリンク剤は駆逐される!?」
というのは、抗疲労トクホのドリンク剤が発売されることで既存のドリンク剤が大打撃を受けるのではないかということです。
業界関係者は、既存ドリンク剤のトクホ版と既存製品が並存するのでは?という見方をしていますが99年の販売規制緩和で市場が拡大して以来、話題がなかったドリンク剤市場に大きな変化を与えることは間違いなさそうです。
なぜドリンク剤が期待されるのか?
今まで各製薬メイカーが発売するドリンク剤は、あくまで肉体疲労時の滋養強壮や栄養補給です。疲労回復効果の根拠を示した製品はほとんどありません。これが示されればドリンク剤市場の起爆材料になるということです。
清涼飲料水やサプリメントの商品にも波及すればジャンルにとらわれなくなり「抗疲労トクホ」にくくられるのではないかと思います。
楽天で「特定保健用食品」を調べてみるとかなりの商品があります。これも「抗疲労トクホ」のが注目される裏づけになるのではないでしょうか。
「抗疲労トクホ」という新しいカテゴリーが誕生する
「抗疲労トクホ」という新しいカテゴリーが誕生するだろうといわれています。
抗疲労トクホが注目される筋道はそもそも何なのか?これについて今回は紹介します。企業が調査する場合、疲れたとき、体がどのような状態になるのか今までは決定的な指標がありませんでした。指標とは血圧や血糖値のことです。したがってアンケートによる主観的な調査から判断をせざるを得ませんでした。
しかし、疲労の「数値化」に関する研究が進んだことで体内物質や脳機能の変化、ある動作にかかる時間などを計ることが可能になりました。そしてある程度客観的に疲労の度合いを知ることができるようになりました。
ということは、表題の通りあらゆる業界が疲労の数値化を欲しがるのは確実ということです。今までは、疲労回復や癒しの効果といっても主観的な感覚でしかなく抗疲労の科学的根拠はありませんでした。今後は、それらをデータとして消費者に示すことができれば抗疲労トクホをはじめ抗疲労に関わる市場が巨大なものになると考えられます。